買い時
中古iPhoneは9月の発表を待つべきか 過去の実績から考える
この記事は2026年8月17日に書いています。この時点で、Appleは新型iPhoneについて何も発表していません。
日程も内容も公表されていません。ですのでここに予想は書きません。分かっていることと分かっていないことを分け、過去に実際どうなったかを並べます。買うか待つかは、その材料からご自身で判断していただくのが良いと思います。
分かっていること
2026年7月18日、Appleは日本国内のiPhoneやApple Watchなどの価格を改定しました。256GBモデルで、iPhone 17が129,800円から142,800円、iPhone 17 Proが179,800円から194,800円です。Apple WatchもSeries 11が64,800円から71,800円になりました。米国では価格は変わっていません。
報道では円安の影響とされています。ドル円の月平均は、iPhone 17シリーズが発売された2025年9月が約147.9円、改定のあった2026年7月が約162.3円でした。あわせて、AI需要による記憶用半導体の価格高騰を背景に挙げる報道もあります。
分かっていないこと
発表の日程は決まっていません。招待状も出ていません。2022年から2025年までの4回は、いずれも発表のちょうど14日前に日程が告知されています。同じ形になるなら告知は8月の下旬ということになりますが、これは過去の並びからの推測で、Appleが示したものではありません。
報道の見方は9月8日から9日に集まっています。「9月の前半」とだけ伝えるものもあり、その場合は9月15日あたりが外側の線になります。どちらもカレンダーと過去の傾向からの推測で、Appleの発表ではありません。
機種名・仕様・価格・発売日も発表されていません。いま出回っている名称はすべて報道上の呼び名です。ラインアップの構成が例年と変わるという見方もありますが、確かなことは分かりません。
過去のパターン(発表から発売まで)
9月に発表があった年は、発表の週の金曜に予約が始まり、その翌週の金曜に発売される流れが多くなっています。2025年は9月9日(日本時間では9月10日)に発表、9月12日に予約開始、9月19日に発売でした。日本での発売日は2024年が9月20日、2023年が9月22日、2022年が9月16日です。
過去のパターン(前のモデルはどうなったか)
2025年9月、AppleはiPhone 16(128GB)を124,800円から114,800円へ、iPhone 16 Plus(128GB)を139,800円から129,800円へ引き下げ、同時にiPhone 16 Pro、iPhone 16 Pro Max、iPhone 15、iPhone 15 Plusの販売を終了しました。
2024年9月も近い形でした。iPhone 15(128GB)が124,800円から112,800円へ、iPhone 15 Plus(128GB)が139,800円から124,800円へ下がり、iPhone 13とiPhone 15 Pro、iPhone 15 Pro Maxが販売終了になっています。
無印は1万円前後下がって残り、Proは値下げされずに店頭から消える。過去2回はこの形でした。Proは安くなるのではなく、なくなるほうに動いています。
ただし、その値下げは残りませんでした。7月18日の改定でiPhone 16(128GB)は114,800円から124,800円になり、2024年9月の発売時と同じ価格に戻っています。2025年9月の1万円は、約10か月で相殺されたことになります。Appleの価格は新型の発表だけでなく為替でも動きます。9月に値下げがあるか、あっても続くかは分かりません。
中古相場は、言われているほど急には動かない
「9月に一気に下がる」と言われるとき、その多くは買取価格、つまり店が買い取る値段の話です。買取相場を追っている集計では、iPhone 16(128GB)の買取平均が2025年4月から10月中旬にかけて約87,000円から約75,600円へ、およそ13%下がっています。
買う側の店頭価格は、これと同じようには動きません。店頭価格は買い取った値段に検品や保証の分を乗せて決まるため、買取が下がってから遅れて、幅も小さく反映されます。ただし、店頭価格について「発売後何日でいくら下がった」という形で公開・検証された数字は見当たりません。ここは、買取ほど急には動かない、という方向までにとどめておきます。
年間を通した公開の価格追跡では、一つ前の世代が最も安くなるのは9月ではなく、その後の10月から12月にかけてでした。手放された端末が査定と検品を経て店頭に並ぶまで時間がかかるためで、色や容量の選択肢が増えてくるのも発表の1〜3か月後になりやすくなります。そのあとは横ばいで、元の水準に戻ることはあまりありません。
影響が届く範囲も限られます。動くのは直近1〜2世代で、3世代・4世代前の機種はそれほど大きくは動きません。市場に戻ってくる端末が新しい機種に偏るためです。
今年は、逆の動きも起きています。中古相場を追っている記録では、2026年6月から8月にかけて、iPhone 17シリーズとiPhone 16シリーズの中古価格はむしろ上がりました。7月の公式値上げを中古相場が追いかけたためとされています。同じ期間に下がったのはiPhone 15、iPhone 14、iPhone 13といった2世代以上前の機種でした。背景には円安に加え、AI需要による記憶用半導体の価格高騰があるとされています。待てば必ず安くなる、とは言えない状況です。
決め方
待つかどうかは、値下がり幅ではなく次の順番で考えるほうが判断しやすくなります。
一つ目。いま使っている端末が、あと2〜3か月もつかどうか。もたないなら、待って得られる差額は近年の動きを見るかぎり大きくなく、待つ理由は弱くなります。
二つ目。欲しいのが直近1〜2世代か、それより前か。3世代以上前を探しているなら、9月の発表を待つ意味はほとんどありません。
三つ目。値段よりも選択肢が欲しいかどうか。色・容量・状態の選べる幅が広がるのは、発表の直後ではなく1〜3か月後です。
いずれにしても、発表日そのものを待つ必然性は高くありません。動くのは発表の日ではなく、そのあとの数か月です。
中古を選ぶときの確認点
2021年10月1日以降に発売された端末は、SIMロックが原則禁止されています。それ以前のキャリア版を中古で選ぶときは、SIMロック解除済みかどうかをご確認ください。
当店の中古品には、ネットワーク利用制限に備える赤ロム保証2年と、初期不良7日以内の返金・交換をお付けしています。赤ロム保証のご返金額は、ご購入からの経過期間によって異なります。新品は、初期不良を含めメーカー保証での対応となります。
当店の中古スマートフォンは https://kantanshop.jp/category/used-smartphone に、未開封の新品を含む新着は https://kantanshop.jp/new にまとめています。
お支払いはクレジットカード、PayPay、メルペイ、コンビニ、銀行振込、ペイジー、代金引換に対応しています。お支払い方法によっては上限金額があり、商品によってはご利用いただけない方法もあります。ご購入手続きの画面で、その商品に使える方法だけが表示されます。発送は、ご入金確認後(代金引換はご注文後)最短1〜2営業日です。
この記事は発表の前に書いたものです。価格と相場は2026年8月17日時点のもので、その後の変更は反映していません。